気づいた時には遅かった!
気が付いた時には遅かった。
それは、ある日突然の出来事でした。
「あれ?前が少し薄くなってないかな?」
鏡に向かって独り言をつぶやく自分がいました。
朝、髪をセットしていた時の出来事です。
もう家を急いで出る時間です。
しかし、頭の中は髪の事でいっぱいでした。
(まさか、薄毛!、嘘だろ、気のせいだよな。)
その日一日、合う人の目線が気になってしょうがないのでした。
夜、帰宅。
鏡の前で考える男。
(これは現実だ、たしかに前髪が薄くなっている。)
その日一日、トイレに行くたびに鏡でチェックしていました。
(考えたってしょうがない、風呂に入ろう。)
本当の恐怖はその後に待っていたんです。
髪を洗うと、それまであまり気にしていなかったものに気がつきました。
「ずいぶんと髪が抜けているなぁ。」
(これは本当にやばいぞ。優しく洗わないと!)
そして、風呂を上がった自分を見て唖然としました。
濡れた髪の隙間から、ずいぶんと地肌が覗いていたのです。
(こ、これは・・・)
一晩考えた結果。
翌朝、早起きをして散髪屋へ行きました。
「短くしてください。」
坊主頭にして、薄毛をごまかすことにしました。
これが意外とみんなから「若くなったねぇ。」と好評なのが救いでした。
今でも坊主頭です。